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(一社)木曽おんたけ健康ラボとは

 長野県木曽町開田高原とその周辺地域の地域資源を活用したヘルスツーリズムの構築及び発展を推進し、当該地域の活性化に寄与する事を目的にした団体です。

 
代表理事   田上 仁
マネージャー 中島佐恵子
スタッフ 梅戸知津子 栗空亜沙美
地域おこし協力隊 寺内健
 
 
 

ヘルスツーリズムの実行組織「木曽おんたけ健康ラボ」 

長野県開田高原は標高3067mの木曽御嶽山の麓標高1000m〜1500mに広がっています。木曽馬とそばの故郷で、「日本で最も美しい村」に認定されました。年間平均気温15℃で爽やかな高原地帯です。美しい自然環境、文化が保たれる事によって多くの観光客が訪れ、近年は都市部からのIターン者も増えてきています。 
木曽おんたけ健康ラボはこの貴重な自然環境をいかして「滞在して」「ウォーキングなどの運動で」「心身ともに健康になる」ツアーのご提案をさせていただきます。長野県木曽町開田高原とその周辺地域の地域資源を活用したヘルスツーリズムの構築及び発展を推進し、当該地域の活性化に寄与する事を目的にした団体です。 

ヘルスツーリズムとは?

旅を通して健康や保養を行うプログラムです。2006年に設立された「NPO法人ヘルスツーリズム振興機構」ではヘルスツーリズムを「健康・未病・病気の方・成人・老人からこどもまですべての人々に対して科学的根拠に基づく健康増進(EBH:Evidence Based health)を理念に、旅をきっかけに健康増進、維持、回復、疾病予防に寄与する」ものと定義しています。ヘルスツーリズムに活用するプログラムは、身体活動プログラム(運動、スポーツ)、休養保険プログラム、食事プログラム、温泉プログラムなどがあり、併せて宿泊、地域住民との交流、歴史文化などの地域資源を総合的に活用するものです。
 

木曽町開田高原の地域資源

木曽町開田高原でヘルスツーリズムを実践するにあたって、当地で利用可能な地域資源は以下のとおりです。
 
  1.  開田高原の標高〜1,100m超の準高地 →気候療法・地形療法
  2. 旧飛騨街道ウォーク〜木々に覆われた凸凹道、御嶽を望む眺望 →地形療法・森林療法・外気浴
  3. 木曽馬乗馬体験〜リラクゼーション →調和療法
  4. 尾ノ島の滝〜滝による冷刺激 →クナイプ療法
  5. 御岳明神温泉〜温泉浴 →温泉療法
  6. 御嶽登山〜準高地から高地へ →気候療法・地形療法・運動療法・植物療法
  7. そば、とうもろこし〜地元食材 →食事療法

 

地域資源の詳細

  1. 開田高原の標高: 開田高原は標高1,100m以上に広がっていて、準高地に位置します。低圧による代謝活性アップ、清浄な空気、平地に比べて温度が低いことなどから平地から準高地に移動するだけでも、代謝亢進や冷刺激などの効用が期待できます。
  2. 旧飛騨街道ウォーク: 旧飛騨街道は、木々に覆われ、適度なアップダウン、クッション性の高い凸凹道であることから平地を歩く以上に、筋刺激や脳活性の期待ができます。
  3.  木曽馬乗馬体験: 木曽馬は、木曽地方の風土、風俗が長い年月を経て育んだ文化的、民族的遺産です。木曽馬に接したり、乗馬したりすることで、調和療法としてリラクゼーション効果や脳活性効果、教育的効果が期待できます。
  4. 尾ノ島の滝: 滝付近は温度が低く、清浄な空気があります。また水温が低く調和療法、クナイプ療法(水療法)として疲労回復等にも活用できます。
  5. 御岳明神温泉: 47℃のナトリウム、カルシウムー炭酸水素泉です。温熱療法による疲労回復や疾病の予防、療養などに効果が期待できます。
  6. 御嶽登山: 御嶽山の高所環境は酸素飽和度の低下、気圧の低下などによる身体諸機能において、代謝活性ほか筋刺激、脳活性などが期待できる。
  7. そば、とうもろこし: 開田高原の地元食材はいわゆる低GI(食後のインスリン上昇度が低い食材)の食材が多く、ヘルシーな健康食です。地元食材を味わうことで食育にも結びつくと思われます